ドラマの書き方

楠本幸男

1954年、和歌山市に生まれる。
大阪市立大学文学部英米語英米文学科卒 現在和歌山市立中学校の英語科教諭。演劇集団和歌山の座付き作者として作品を書くほか、演出も手がける。現在演劇集団和歌山事務局長。西日本劇作家の会事務局長。日本演出家協会会員。 >>バイオグラフィ

第0回 ごあいさつ

いつのまにか演劇に関わって31年、本格的に戯曲を書き始めて14年の年月がたっていました。私は本職は教師ですので、生徒に「教える」立場です。それと関係があるのかどうか、私は演劇に関してはあまり教えるのが好きではありませんし、演劇が果たしてどこまで教えることが出来るのかあまり分かりません。戯曲の書き方になるとなおさらで、「そんなものは教えられるものではない」とはっきり書いている人もいます。
しかしまあ、戯曲や演劇について勉強したいと考えている若い方も多いようですし、私が今まで失敗したり試行錯誤したことの中から、何か役に立つことを書くことが出来ないかと、このページを立ち上げました。それと自分自身のやってきたことの確認のような意味合いもあります。

私がかつて所属していた桐蔭高校演劇部の後輩に語りかけるようなつもりで書いてみようと思います。

inserted by FC2 system